それぞれの音程をピッタリとあわせることができないのですが…。
まず自分のなかに、それぞれの音の高さのイメージを植え付ける、つまりしっかりした音程感覚を養うことが大切です。
小さなころからピアノや他の楽器を習っていて、自然に音程感覚が身についているひと以外は、そもそもこの音程感覚が欠けているといっても過言ではありません。
でも、それは自分で身につけることが可能ですから安心してください。
いくつかの練習方法がありますから、自分にあったやり方で少しずつ身につけていってください。
具体的には、
- チューナーで1音ずつ聴く
- オーボエの練習用アプリで1音ずつ聴く
- ピアノで1音ずつ聴く
というようにそれぞれの音の正しい音程を確かめながら、聴きこんでいくことです。
また、音程感覚を磨くためのWebサイトや動画、レッスン書等もありますから、それらを学習していってもいいでしょう。
オーボエ専用の音程感覚レッスンでなくてもまったくかまいません。
この『オーボエエチュード』のスケールをダウンロードして何度も聴くことも最適なトレーニングのひとつです。
いずれにせよ、まずそれぞれの音の正しい音程を、イメージや感覚として自分のなかに染みこませていくことからはじめてみてください。
正しい音程イメージを実際の音で再現するためにも、まず正しい音程イメージを身につけることが最優先の課題なのです。